首のたるみ、シワに対するボトックスリフト

顎から首にかけて伸びる縦ジワやたるみを気にされている方は意外と多いです。

実際、レーザーやHIFUなどの美肌治療でお顔のシミやたるみが改善しても、首のシワやたるみがあるとそれだけで老けた印象が残ってしまいます。

ボトックス治療というと、一般的に眉間の縦シワやおでこの横シワ、こめかみの笑いジワ治療を想像される方が多いかと思いますが、ボトックスを効果的に使用することで、この首のシワを改善することが可能です。

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首のシワ、たるみの原因

写真のように顎から首にかけて縦にシワができます。

七面鳥の首に似ているので、turkey neck (七面鳥の首)と言われることもあります。

「いー」っといきむとさらに首の横の方まで縦シワが出てきます。

このシワを起こしているのは、広頚筋という筋肉です。

下顎の骨から鎖骨まで広範囲に首の表面を覆っている筋肉で、口角や顔の下の方の皮膚を下げたり、逆に首の皮膚を持ち上げたりする作用があります。

加齢によってこの筋肉が弛緩してたるんだり、拘縮して縮んだりすることで首のシワができてしまいます。

ボトックス注射で首の縦ジワが改善

ボトックスを首の縦ジワを作っている広頚筋に注射すると、広頚筋の収縮を抑制させることができます。

その結果、首の縦ジワが改善し、たるんだ皮膚が首にくっついて首の凹みがはっきりするようになります。

それだけではなく、口角や顔の皮膚を下げる力が弱まるので、口角が挙がったり、フェイスラインがシャープに見えるようになったりする効果もあります。

注意点は?

ボトックスを広頚筋に多量に注射しすぎたり、それより深部にある、食べ物の飲み込みや呼吸に関係する筋肉に注射してしまったりすると、食べ物の飲み込みや呼吸に影響が出る可能性があるため、注射する深さのコントロールが必要です。

また、ボトックスの効果は永久に続くわけではありません。

注射して数日で効果が出始め、おおよそ半年程度持続します。

まとめ

首のたるみや縦ジワは意外と年齢が出てしまう場所で、お化粧で隠すことが難しい場所でもあります。

ボトックスを効果的に使うことでたるみや縦ジワを改善することができるだけでなく、フェイスラインをシャープに見せる効果もあります。

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