実は20代前半から眉間の縦ジワが気になっていたのですが、先日ボトックス注射をしました。
男性の眉間のシワ、人によってはそのつもりはないのに睨みつけている様に見られ、怖い印象を持たれたり、辛そう、機嫌が悪そうに見られてしまったりすることもあります。
私自身はその様に言われたことはないのですが、歳を重ねるごとに眉間のシワが深くなり、シワを作る筋肉が盛り上がってきてずっと気になっていました。
今回は自分の体験も踏まえ、眉間のボトックスについて紹介します。
眉間部のシワの原因になる筋肉について
眉間のシワの原因となる筋肉は、皺眉筋(すうびきん)・眉毛下制筋(びもうかせいきん)、鼻根筋(びこんきん)です。
皺眉筋は眉毛を内側に引いて眉間に縦ジワを作る筋肉です。
眉毛下制筋は眉毛を内下方に引き下げる筋肉です。
鼻根筋は鼻根部に横ジワを作る筋肉です。
ボトックス注射とは?
ボトックスを筋肉に注射するとその筋肉の収縮がブロックされます。
シワを作る原因となる表情筋にボトックスを効果的に作用させるためには、顔の筋肉の解剖の知識が不可欠です。
複数の筋肉が重なり合っている部分もあるため、筋肉の解剖を熟知してターゲットとする筋肉に正確に注入しなければならないのです。(周囲の前頭筋や眼輪筋に注入されてしまうと眉毛の形が変わったり、瞼を開けにくくなったりと、思わぬ結果になってしまう可能性もあります。)
例えば、皺眉筋は眉毛の内側付近で骨膜から起始し、眉毛の外側にかけて浅くなって皮膚に停止します。
したがってボトックスを皺眉筋に効果的に作用させるには、内側は深く、外側は浅く注入する必要があります。
ボトックス注射を打ってみた
注射前
注射前の写真です。左が安静時、右がシワを寄せた時です。
何もしていない状態でもすでに縦ジワが少し入ってしまっています。
シワの周りの筋肉が少し盛り上がっているのがわかります。
眉間に力を入れるとかなり深いシワになります。
私の場合、皺眉筋の収縮が強いので皺眉筋をメインのターゲットにボトックスを注射しました。
ボトックス注射
最初に痛みを和らげるためのアイシングをしてから注射していきます。
写真の✖️部分に注射しました。
両側とも外側の✖️は浅い位置に皺眉筋があるので浅く注射します。
その内側の✖️は深い部分に皺眉筋があるので深く注射します。
真ん中の✖️は鼻根筋に注射しました。
外側の✖️の部位は神経終末の多い皮下の浅い部分に注射するため痛みが強いですが、他はチクっとする程度でした。
非常に細い針を使用して薬液も少量しか注入しないので、それほど強い痛みはありませんでした。
5日後
注射後2~3日はまだ効果が実感できていませんでしたが、4日目頃から眉間のシワが寄りにくくなりました。
眉間のシワを寄せようととしても思うように力が入らないような違和感がありました。
2週間後
眉間のシワがさらに寄りにくくなり、安静時のシワも少し浅くなりました。
注入量を控えめにしたため多少動きは残っています。
眉間のシワを寄せようとしても思うように力がかからないような違和感は2週間たつと気にならなくなりました。
私の場合、20代のころからあったシワなので、安静時にもすで刻まれてしまっているのでこれを完全に消すことは困難です。(ヒアルロン酸の注入などが必要です。)
ただ身体の他の筋肉と同じで顔の筋肉も長期間動かさないでいると徐々に痩せていきます。
今後皺眉筋も徐々に痩せていくので、もう少し安静時のシワも浅くなると思います。
まとめ
20代のころから気になっていた眉間の縦ジワにボトックスを注射してみました。
痛みもそれほど強くなく施術後の違和感もすぐに慣れるので、また効果が切れたら継続して注射をしていきたいと思いました。
一度刻まれたシワを消すことは困難なので、シワが刻まれる前からボトックス注射を始めるのがおすすめです。
普段からしかめ面をしている様に見られて怖がられたり、機嫌が悪そうに見られている様な方に特におすすめです。
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